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ラルゴの苦い経験


我が家の二人の子供が小学2年生と4年生になった頃、家族会議を開き

みんなでお世話をすることを条件に生後46日の黒ラブラドールの男の子を

福島の ブリーダーさん宅へ迎えに行きました。


ゆったりと長生きして欲しい気持ちをこめてラルゴ(largo)と名付けました 。

ある日6か月のやんちゃ盛りのラルゴを子供達が散歩に連れていきたいと言うので

安全策としてリードを2本つけそれぞれが持つようにして行かせました。

 

引っ張る力が半端ないので大丈夫かな~?と不安はよぎりましたが…


案の定、帰ってきた二人の姿を見てその不安が的中しました 公園に入る時、

ラルゴが力強く引っ張り二人ともすってん転び、ひざや鼻を打ってポタポタと血を流しながら

泣きじゃくって帰ってきたのです。


当然といえば当然です。 無謀! 無知! 無責任!


アンコントロールな犬をコントロールも出来ない子供にリードを渡したことへの後悔!


二度と子供や人様に怪我をさせてはいけない 


これからもっと大きくなるラルゴにはしっかりとトレーニングを受けさせなければいけないと

切実に痛感し、知人を通して森山訓練士さん(のちにPLAYBOW創立者)に出張トレーニングを頼み、毎週末、近くの公園で夫婦で犬の扱い方などノウハウ を学びました。


引っ張りぐせに加え留守中の吠え、ゴミ箱をあさるいたずらなど課題は山積みでしたが教えていただいたトレーニングをコツコツと続けることで 少しづつほんとに僅かですが関係性が変化してきました。 


ラルゴへの正しい接し方を学ぶことを通して毎日共に暮らす楽しさ、そして空気のような存在 となり

後には横浜市南区のボランティア活動で高齢者施設を訪問するセラピー犬として活躍することもできました。




セラピー犬として活躍したラルゴ
セラピー犬として活躍したラルゴ

残念なことにラルゴはラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーなどの大型犬に多いとされる「肥満性細胞腫」というガンに侵され、10歳の大台にあと1週間と いうタイミングで私の腕の中で眠るように天国に召されました。


家族の一員、子供達にとっては弟分を亡くし、淋しく、辛く、喪失感を抱え涙もいっぱい流しました。


しかしラルゴと共に歩んできた約10年間、私達家族に感動や楽しみ、人生の彩りをたくさん添えてくれたことへの感謝のほうが悲しみよりも 多いのは事実です。


人生には予期しないことが常に起こります。


また悲しみも重なる時はこれでもかといった感じに重なります。


ラルゴを亡くして半年後、私の父が突然、脳梗塞で倒れ左半身マヒとなり実家へたびたび帰省介護をすることになりました。 時期を同じにして長男の大学受験の失敗、そして浪人生活の始まり・・・


私には精神的に三重苦でしたがこのどん底からいつかまた犬を迎えて潤う生活ができるようにと願い続けておりました。

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